再建への青写真 (The Blueprint 日本語訳)   Leave a comment

I’ve been having quite a few hits from Japan since recently posting about our current situation and thought it might be interesting to put it into Japanese.
This is a Japanese translation of this post: The Blueprint

我々は窮地に陥っている。その窮地の程度は、ニュースとなり日本中を駆け巡り、海外からも注目を集めるほどひどい。この状況から、イギリスでよく言われる「成功は逆境の影からやってくる」という言葉が思い浮かぶ。
今ある状況を絶望として捉えるのではなく、クラブの再建のチャンスとして捉えよう。
我々には、街があり、サポーターがいて、クラブを再建できる監督がいる。平凡なことを20年間していては、クラブの再建は不可能である。
私が考える、アビスパ福岡を偉大なクラブにする、また全市民が誇りに思うクラブにする5つのポイントを挙げる。

1) Back the current manager. 現監督をバックアップする

今シーズン、これまでのところ全くうまくいっていない。昨シーズンもそうだったし、その前のシーズンもそうであった。一歩離れて見てみて、今までで良かった点を評価してみると、どんなことが挙げられるであろうか?昨シーズン、その前のシーズンからは良かった点はみつからない。
今年は、現監督によってクラブに一つのプレースタイルがもたらされた。それは、時間はかかるが、全選手、全世代の選手(ユースなど)がスタイルを理解し、今後浸透していくだろう。また、サポーターからは、この状況を共に乗り越えよう、一つになって戦おうとする姿勢や絆が示された。
現在、クラブには2人の19歳の選手がトップチームにいる。1人はU-19日本代表に選ばれ、もう1人はクラブのベストプレーヤーである。両選手とも今後もっとうまくなるし、もしクラブにリスクを背負うことをためらわない監督がいなかったら、今頃はおそらく交代で5試合出場しているかどうかというところであろう。
うまくいっていないシーズンでありながらも、これほどサポーターから愛されている監督を今まで見たことがない。これは、欧州のトップリーグの監督でも成し得なかったことで、プシュニク監督は、日本の2部リーグ(なのに)で成し遂げた。

2) Look to youth. 若手に目を向ける

世界中のサッカークラブが経営困難な状態にある。
日本にいるサッカーファンならだれでも、マンチェスターユナイテッドというクラブを知っているだろう。そのクラブでさえも24歳以下の選手のみでの契約を方針とし、システムを学び、向上するチャンスのある選手を契約の対象としている。24歳以上の選手と契約する際は、チームを速やかに改善し、若手の成長の手助けになる選手が対象になる。
それに比べアビスパ福岡は、毎シーズン少なくとも2人は32歳以上で、高額な報酬を必要とする選手と契約するのが常となっており、出場試合数は10試合以下にとどまっている。
近年では、田中誠、清水範久、古賀正紘などがそうで、引退前の一稼ぎを目的に福岡にやってきた。田中誠が1シーズンで稼ぐ20%の金額で、国内ベストの若手選手を取ることができる。

3) Kyushu Pride. 九州プライド

このアイデアはやや型破りではあるが…
大規模なスポンサーがつかない限り、アビスパがJ1のトップクラブになることは絶対にないだろう。私たちが成り得るのは、独自のルールや規則を持つクラブで、毎回勝つわけではないけれど、喜んでトップクラブに挑むクラブである。
アスレティック・ビルバオのようなクラブがまさにそれで、かつてのグラスゴー・ケルティックもそういったクラブであった。バルセロナやレアルマドリッドなどの強豪クラブには勝てるクラブではないが、周囲のサポートは熱烈である。資金もない。あるのは、クラブのある地域の出身選手以外は、絶対にとらないというこだわりである。
アビスパにもこれは可能である。九州出身の選手以外はとらないクラブを作ろう。そうなればすごいことで、ファンも辛抱して支えてくれるだろう。
昇格するのにさらに3年かかるかもしれないが、国際的に有名なクラブに成り得る。うまくいけば、市全体のアイデンティティにもなるし、そうなればスポンサーがつき、サポーターも増え、J1で戦えるようになるだろう。九州出身の遠藤、大久保、清武、大迫のような選手がいるチームを想像してみて欲しい。今挙げたような選手を獲得できて、一つのチームとして戦うことができれば、アジア一のチームになるだろう。

4) Sister Club. 姉妹クラブ

これもまた型破りなアイデアではあるが…
ベンゲル(アーセナルの監督)は、日本は良いマーケット(フランスよりも)だが、ビザを取得するのが難しいと発言している。姉妹クラブとして欧州のトップクラブとのつながりを作れば、欧州クラブに移籍できそうな若手の選手で、かつビザ取得には代表戦の経験数が足らない選手の橋渡しの役割を担える。日本は技術力の高いリーグとしても知られており、欧州からの選手にとって仕上げとしての良い訓練所になるかもしれない。特に、フィジカルは強いが、技術力に欠けているイングランドの選手にとっては。
この姉妹クラブプログラムは実現可能だろうか?日本の選手は代表チームの召集がかかるまでは日本でプレイし、その後姉妹の欧州クラブに移籍する。欧州の若手の選手たちの技術向上を目的に、姉妹の日本のクラブに移籍し、8000人のサポーターの前でプレイする。

5) New Stadium.新しいスタジアム

レベルファイブスタジアムはすぐれたスタジアムである。もし陸上トラックがあるスタジアムがホームスタジアムだったら、私は毎週観に行くことはしないだろう。レベスタはまだ改善の余地があると思う。今後10年以内に、日本はラグビーのワールドカップを主催し、2020年にはオリンピックを主催する。福岡は絶対にそれに乗らないといけない。
これらのイベントからの資金で、スタジアムが作られる可能性はあり、国際空港から歩いて10分の、先50年は使用しうるスタジアムという遺産が残る可能性はある。
今のレベスタの状態ではどちらのイベントにも使用できる状態にはない。私はレベスタであるラグビーの国際試合を観戦したが、1番前に並んでおり、UAE相手の試合であるのにも関わらず、1杯のビールが出てくるのに15分もかかった。
3週間後にポール・マッカートニーのライブがヤフードームである。これこそアビスパが目を向けるべきものであろう。(つまり良いスタジアムがあれば、こういったイベントも可能になる)

Posted October 24, 2013 by avispafukuoka in Opinion

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